XVLで工場全体を3Dモデル化する
「Factory Digital Twin」
プリント基板CADやエレキCAD製品で広く知られる図研は、3Dデータを活用したソリューションを強化するために2010年にラティス・テクノロジーと資本提携を結び、以降は両社でさまざまな製品の共同開発を進めています。例えば、プリント基板のエレメカ設計を単一ツール上で可能にした「XVL Studio Z」や、製品内のケーブル配線をツール内で3D検証できる「XVL Studio WR」などで、既に多くのユーザーを獲得しています。
また2018年には、XVLで工場全体を3Dモデル化してさまざまな検証を行う「Factory Digital Twin」を発表し、モノづくり企業が抱えるさまざまな課題を解決できる手段として高い注目を集めています。さらに現在では、建設業界向けのBIMツールの開発を両社で進めるほか、AR(仮想現実)技術の導入も進めており、先進IT技術とXVLの3D技術、さらに図研が長年培ってきたCAD技術を融合させた先進的なソリューションの開発にまい進しています。
『IoT時代の電気・電装設計におけるXVLの優位性と事例
~フル3D設計の限界と現実解~』
「XVL 3次元ものづくり支援セミナー2019」(ラティス・テクノロジー社主催)での講演サマリです。