「『圧倒的な精度の初球打ち』を狙う――システムズエンジニアリングの本質的な効能」

図研社外報fromZ 第24号での対談記事

なぜいまシステムズエンジニアリング
なのか、本質的な効能とは何か、
進めるうえでの課題は何か

 

モノづくりの複雑性が加速度的に増している今日では、現場主導の改善の積み上げやすり合わせだけでは対応できない状況になりつつあります。例えば、自動車は「走る」「曲がる」「止まる」という基本的機能をエンジンやブレーキ、ハンドルなど複数の要素を組み合わせることで実現してきましたが、近年の電動化、自動運転化、コネクテッド化に由来する機能要求によって自動車の内側だけでなく外側の要素との相互作用が劇的に複雑化し、その結果、自動車開発はかつてないほど大規模で難度の高いものになっています。そこで注目されているのが、システムズエンジニアリング(以下、SE)やその手法としての MBSE(Model-Based Systems Engineering)です。

図研は、モノづくりへの SE 導入を促進する目的でプロセスイノベーション推進部を新たに設置し、その取り組みの中で SE および MBSE 分野の第一人者である方々とのネットワークも深まっています。今回、株式会社ジェイテクトにおいて SE の導入で主導的役割を果たしている研究開発本部上席研究員の益 啓純氏と、実際の開発における SE/MBSE コンサルティング、企業における SE/MBSE 教育や能力開発を行うイノベーティブ・デザイン LLC の創業者・パートナーであり慶應義塾大学大学院で特任助教として教鞭を執る石橋金徳氏のお二人に、なぜいま SE が注目されているのか、SE の本質的な効能とは何か、そしてそれを進めるうえでの課題は何か、について図研プロセスイノベーション推進部の稲石浩通がお話を伺いました。​

「『圧倒的な精度の初球打ち』を狙う――システムズエンジニアリングの本質的な効能」

図研社外報 fromZ 第24号での対談記事です。

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