独自の「パッケージソフトウェア開発」と「ソリューション提案」でお客様のモノづくりを成功に導くのが図研のビジネスであり、それを担うのが開発職・営業職・SE職の3つの職種です。ここでは、各職種についてご紹介していきます。
開発職
図研が展開する各種ソフトウェアの開発を担います。
LSI、パッケージ、プリント基板など複数の異なるオブジェクトをシステムとして設計・検証する「CR-8000」 シリーズをはじめとして、電子部品情報の一元管理や設計成果物管理などを行う製品データマネジメント(PDM/PLM)システム、自動車や産業機器業界で使用されるワイヤハーネス設計、電気制御・ケーブル設計用システムなどの開発を行います。
図研はソフトウェアを自社開発しているため、「企画、仕様決定、プログラミング、検査、リリース、アフターサポート」まで、開発工程全てを経験できることが特徴です。
開発製品や機能は大小さまざまで、大規模な開発の場合は、複数人の開発職や協力会社のメンバーでチームによる開発が行われます。開発経験を積むことで、このような大規模プロジェクトを統括するリーダーとして開発チームを率いることもできます。
海外の開発拠点にいるエンジニアとWeb通話やチャットでコミュニケーションを取りながら、共同開発をする機会もあります。海外駐在をしている社員もおり、ITエンジニアとしてグローバルなキャリアを築くチャンスがあります。
また、開発職の中には「パートナー」と呼ばれる役割を担う社員もいます。ユーザーの要望を汲み取りパッケージソフトウェアへの追加機能を検討するなど、ユーザーと直接コミュニケーションを取りながら、その知見を新たな機能の開発へとつなげています。
自ら考え、開発した機能が世界中のモノづくり企業を支える、そんなやりがいを持てる職種です。
[勤務地:横浜市]
営業職
モノづくり企業のQCD(品質・コスト・納期)向上のためのITソリューションを提供するのが営業職です。製品を紹介して売り込むのではなく「お客様の課題を解決する」ためのコンサルティング営業を行います。
新規ユーザーの開拓と、すでに図研製品を導入している既存ユーザーへの継続的なフォローがありますが、どちらの営業活動においても重要となるのが、お客様の潜在的なニーズを把握すること。メーカーの設計担当者やシステム担当者などと繰り返しミーティングを行って具体的な課題を抽出し、第三者目線で分析して真の課題を見つけ出します。
そうして明らかになった課題に対して、図研のソフトウェアを活用したソリューションの提案を行いますが、具体的な提案内容を詰めていく際は、システムの専門家であるSE職とチームを組んで課題解決のための提案内容を考えます。技術的な話はSE職が担当しますが、先方の予算や希望納期を踏まえて全体をコントロールするのは営業職の役割となります。
案件の受注後はSE職がソフトウェアの導入を担いますが、追加費用やスケジュールなどの調整について、必要に応じてお客様と折衝を行います。お客様とSE職の双方とコミュニケーションを取りながら、プロジェクトがスムーズに進行するようサポートします。
総合的なコンサルティング能力を身に着け、自身の提案力でお客様との信頼関係を築くことができる職種です。
[勤務地:横浜市、名古屋市、大阪市]
SE職(セールスエンジニア)
SE職はシステムの専門家として、営業支援(プリセールス)、システムの導入時における運用支援(ポストサポート)、製品のプロモーション活動を行います。
提案活動では営業職とSE職がチームになって進めますが、商談が進むにつれ、技術的な側面が強くなり、SE職の専門性と知識が必要とされるケースが多くなります。提案先で運用されている現状のシステム構成を把握した上で、図研製品の利点や導入効果などを技術的な視点で紹介し、お客様に具体的な課題解決のイメージを持っていただきます。
案件の受注後はSE職が主体となり、システム導入に向けてお客様のシステム環境や業務フローなどを分析して、最適な運用環境を提案します。図研の製品はパッケージソフトウェアですが、他社のシステムと連携させたり、標準機能にはないオプション機能を付加するなど、ユーザーの使い方や要望に応じて臨機応変な対応が求められます。無事、システムの運用が始められるようにプロジェクトマネジメントを行うのがSE職の運用支援業務です。
システムの運用が始まった後は、継続的なフォローを行いながら、新たな課題発見や次の提案へとつなげていきます。ユーザーの要望を開発部門にフィードバックすることで、製品の新機能開発にも貢献しています。
また、プロモーション活動では、お客様に図研製品の有用性を知っていただくために、図研製品の操作体験会の企画・運営を行ったり、展示会の図研ブースでプレゼンテーションや説明員を担当したりします。
技術者としてお客様と深いコミュニケーションを取りながら、課題解決に貢献することができる職種です。
[勤務地:横浜市、名古屋市、大阪市]